しまなみ海道(2)

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2007年04月29日 23:59

2007年4月29日(日)しまなみ海道(2)

生口橋を渡ると因島である。
因島の推奨コースはつまらないルートなので、行きは国道317号線を進むことにした。
5分程上り、青影トンネルを越え、下りの途中のコンビニでパンと飲み物を購入する。
コンビニの隣は、ポルノグラフィティのファンの聖地「プラザオカノ」。



海岸に出ると「因島大橋」が見える。
美しい橋だが、因島大橋の自歩道は、車道の真下に作られており、橋からは景色を楽しむことができない。



暗い橋を渡ると向島。
ここの向島は「むかいしま」と呼ぶようだ。
向島の表記で、むこうじま、むかいじま、むこうしま、むかえじま、むくしまなどの読みがある。
いつも何と読むか迷ってしまう。

向島は推奨コースがよい。海岸線の道は狭いが、アップダウンもない。ただし、町に近づくと信号の多さに閉口する。

向島から尾道に渡るには、尾道大橋を通る方法と渡船に乗る方法があるが、尾道大橋は自転車10円の有料道路だが、路肩が狭く、自転車で通行するには危険であるため、パンフレット等では渡船の利用を勧めている。
渡船は何航路かあるようだが、今回は駅前渡船を利用した。
そのまま船に乗り、船内で料金を支払う。人と自転車は110円だった。



10時50分に尾道に着いたが、えらい賑わいだ。みなと祭りの看板が出ている。



駅前や商店街は大勢の人出で、自転車で通行することなどできない。
尾道ラーメンを食べようと考えていたが、11時にもかかわらず、2~30人の行列ができているのであきらめた。

浄土寺は静かだった。
尾道には寺がたくさんあるが、その中でも有名な寺のようである。
本堂と多宝塔は国宝になっている。



尾道は海沿いに町があり、鉄道が通り、その上に寺がある。
山門から見える町と海がなかなかよい。





行きと同じ渡船に乗って向島へ帰る。帰りの向島は、島の真ん中を通り、東海岸を走ることにした。
西側を通るより少し上りが多い。

「因島大橋」の自歩道は、とても狭い。
写真の左側がオートバイ用、右側が自転車と歩行者用である。
すれ違うのがやっとである。



帰りの因島は島の西側を走る。途中で推奨コースと離れ、ずっと海岸沿いを通ったが、正解だった。

「生口橋」も美しい斜張橋である。



帰りの生口島は島の西側を走る。東側より距離は長いが、耕三寺と平山郁夫美術館がある。
この二つの施設はたいへん賑わっていた。
食事をしたいと思ったのだが、付近の食堂はどこもいっぱいだった。

柑橘の店も多い。
なぜかポルノグラフィティの横断幕が掲げられていた。



はでな彩色の耕三寺。



腹が減っていた。
しばらく進むと、「瀬戸田サンセットビーチ」という施設があったので、食事をすることにした。
穴子丼900円也。まずかった。穴子もご飯もひどい。

多々良大橋の入り口がわかりにくい。見落としそうになった。

多々羅大橋を渡り、大三島を抜け、大三島橋を渡る。

伯方島で「伯方の塩アイス」を食べる。感じない程度の塩味がつけられている。



伯方・大島大橋を渡り、大島へ。
宮窪町から吉海町へ抜ける峠が結構きつい。
日差しが暑い。

吉海町から推奨コース通りに走り、峠を越え、「よしうみいきいき館」へ。
大勢の客が魚介類を焼いている。おいしそうだ。
売店も人がいっぱいだったので、入らなかった。

最後に「来島海峡大橋」を渡る。向かい風が疲れた身体につらい。

16時前にサンライズ糸山に帰り着いた。
早く出発したので、余裕を持ってサイクリングを楽しむことができた。


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